最近、luxology.jpのブログの更新もお手伝いしているので、どちらに書こうか迷ったのですが、recoilはこのブログで最初に紹介したので、今回はここに更新情報を載せることにしました。ちなみに、luxology.jpはイーフロンティアさんのサイトで、Luxology LLCの日本法人があるわけではないのでお間違いなく(ちょっと紛らわしいですね)。今後は技術的な内容は自分のブログで、Luxology.comの最新ニュースはLuxology.jpのブログに書いていこうと思っています。
更新内容は、オープンフォーラムのrecoil v1.05 now availableに載っております。下記は日本語にしたものです。
v1.05 修正項目:
ベイキング:
- recoil.bakeCache. ダイナミックアイテムの追加トランスフォームの有効を参照するようにし、ベイキングの際に考慮されるように修正しました。ベイク時にゼロオフセットのアイテムがある際の問題を解決しました。
- ベイキするアイテムが複数のトランスフォームを持つことを考慮するように変更しました。これは既存の回転と移動のトランスフォームを削除し、独自のトランスフォームと置き換える処理を行います。スケールとシアーのトランスフォームは従来のままです。
- 親アイテムのアニメーションを考慮するように修正しました。以前は対応していませんでした。
- 新しく"keepEnvelopes"を追加しました。このフラグを有効にすると新しいキーフレームを書き込む前に既存のキーフレームのチャンネルをクリアしません。無効がデフォルト値です。
- recoil.bakeTransformを追加しました。回転と移動を別々にベイクすることで反転の問題を解決します。
その他:
- "set rest length"ボタンをスプリングアイテムボタンの後に追加しました。
- ドキュメントの修正を若干行いました。
- 名前のないグループアイテムを取り扱えるように修正しました。
- ヘルプメニューをホームページにリンクしました。
- メッシュスキャナーは長さゼロの法線ベクトルを正しく処理するようになりました。
- モーターボタンが正しく動作するように修正されました。
既知の問題:
-"recoil.runSim"コマンドは、キーに割り付けて使用するとクラッシュする場合があります。
- applied impulses は、スケールされたシーン対して正しくスケールされません。
- ダイナミックフォームのインスタンスアイテムのプロパティにはDeactivationの幾つかの項目が抜けています。フォーム上のこれらの項目はメッシュアイテムを想定しています。
FMX 2011では、Andy Brown氏によってrecoilのデモが行われたようです。
Recoil FMX 2011 Demos from andy probst on Vimeo.
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